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トップページ >論文試験合格のポイント 論文試験合格のポイント 勝どき!ゼミで言われている論文試験合格のポイントの一部を紹介します。 その1 論文試験も「下りのエスカレーターを上る」ようなもの! 例えば、論文試験の評価がA、A、Eで不合格だったとします。もう少しで論文試験に合格していたのに惜しいと思っていたら、その翌年、前年を下回ることもしばしばある話です。 論文試験が不合格だった場合には、その年の評価のことは忘れて、勉強計画等をしっかり再構築しましょう。 知識は常にメンテナンスしておかないと風化します。忘れてしまうことを前提として、論文試験に必要な知識をしっかり身につけましょう。 その2 「論文試験の過去問は最強のツール」です! 短答試験の過去問は何度も繰り返して勉強する人は多いですが、論文試験の過去問は、同じ問題が二度と出ないという理由等により、繰り返して勉強する人は非常に少ないです。 受験機関が作った問題を集めまくり、それをひたすら勉強している人も多いです。 しかしながら、答案を作成する際、自分の持っている知識を元にして、どこに何をどれだけ書くかということを最も効率よく身につけるツールは、受験機関が作った問題でなく、論文試験の過去問です。 一方、受験機関の作成した過去問の模範答案は、本番で書くことができない分量になっているため、圧縮する作業等が必要になることから、取扱いには注意が必要です。 なお、勝どき!ゼミでは、論文試験の過去問の徹底検討を通じて、答案の作成能力を飛躍的に向上させている人が多いです。 その3 「基本レジュメを疎かにしない」こと! 論文試験の勉強をする際、基本レジュメを軽視して、受験機関が作成した応用問題のみを追っかけている人も少なくありませんが、論文試験の過去問を検討してみると、基本書、青本、審査基準等のエッセンスを聞いている問題が多いです。 基本レジュメには、基本書、青本、審査基準等のエッセンスが効率よく纏められています。 基本レジュメをしっかり勉強することで、知らず知らずのうちに、基本書、青本、審査基準等のエッセンスが身につきます。 その4 短答試験「免除組は必然的に条文に弱くなる」! 短答試験の免除組は、論文試験の勉強に専念できるという点で、論文試験に合格しやすいと考える人も多いです。 ところが、論文試験といえども、条文の理解度は試されます。 短答試験免除組は、短答試験を受験しないということで、どうしても条文を読む時間が減り、テクニックに走る傾向が強くなります。 短答試験免除組は、根拠条文の誤りも案外多いです。 短答試験免除組は、意識的に条文を読む時間を作りましょう。 短答試験受験者と同様に、短答試験の過去問に取り組むのも一つの方策です。 |